アヒルのジマイマは卵をかえすのがたいそうへたくそで、生んだ卵をいつも皆に取り上げられて不満たらたら。とうとう家から離れたところで生もうと決心し、家を飛び出します。いいところはないかと探すジマイマの前に現れたのはキツネの紳士。すすめられるまま紳士の家で卵を生んだジマイマでしたが、彼の本当の目的は、アヒルの卵のオムレツとアヒルの丸焼きを食べることでした。悪事を察知した番犬のケップはジマイマを助けに仲間と駆けつけます。