フランスの王位継承をめぐるイギリスとの百年戦争のただなか。「フランスへ行け。王を助けよ」との啓示をうけたジャネットことジャンヌ・ダルクは連戦連勝。王太子の戴冠式をランスで行う。しかしシャルル7世の命に反して行ったパリ奪還攻撃は失敗。山賊ペリネ・グレサールにも大半を喫し、戦いをともにしてきたベルトランまで失ってしまう。連戦連勝のジャンヌに影が差す中、オルレアンの領主から贈られて深紅のマントを羽織り、ジャンヌは戦いの道を進む決意を新たにする。