幼稚園ではやんちゃが過ぎて三カ月の停園処分を受け、小学校では転校初日に大ゲンカ。元気が過ぎる西村少年は、荒っぽくも温かい祖母のもと、北海道の大地で自由奔放に育ってゆく。悪ガキのまんま大人になった彼は、いつしか零下70度の世界で鍋を振っていたのであった-。ご存じ南極料理人の青春時代は、笑えて笑えてちょっぴり切ない。自伝的スーパーエッセイ。