公共空間を良好な状態に保ち、有効に利用していくためのマネジメントを考える。
「本書は、3つの実証的調査プロジェクトをもとに、国際的視野で公共空間マネジメントの課題を説き明かす。また、公共空間をめぐる理論、歴史、利用パターン、先進諸国の社会変化などを踏まえて、それらを整理し、これからの都市に必要な新しいマネジメントを提示している。開発の時代からマネジメントの時代へと言われる21世紀において、重要な都市ストックである公共空間を良好な状態に保ち、有効に活用していくうえで、私たちは本書から多くの貴重な手がかりを得ることができる。」(訳者あとがきより)