相互に依存し,呼応関係にある自己と他者との毀れやすい〈あいだ〉から浮かび上がる正義とは何か.自由主義の意味・経験の再検討を通して,「分かち合い」「分かり合い」としての正義,「翻訳としての正義」の可能性を探る.