機械=コンピュータは人類にとって第三の性か。情報化社会といわれる現代、-いったい誰が、いつ、どのようにして、そして何故、情報科学=コンピュータをつくりあげたのか。バベッジ、フォン・ノイマン、チューリング、シャノン、ウィーナー、ベイトソンの仕事を文化的・人間的なとして問い直し、サイバネティカル・コスモロジーの深層を照射する。情報工学の俊英による真にスリリングな現代文化論。