"分析哲学と文化をつなぐ雑誌『フィルカル』のVol. 4,No. 3です。鬼界彰夫氏の特別寄稿にはじまる今号は、巻頭でウィトゲンシュタインをフィーチャー。特集1は、古田徹也氏の話題の書の刊行を記念して、『論理哲学論考』と文化をつなぐブックガイド集となっております。特集2は、山口尚氏の刺激的な『幸福と人生の意味の哲学』刊行を記念した充実の書評集。シリーズ「ポピュラー哲学の現在」では、『超訳 ニーチェの言葉』編集者の藤田浩芳氏インタビュー、そして、哲学の玉田龍太朗氏と自己啓発の百川怜央氏の対談第二回をお送りします。その他、レビューや新刊案内も充実しています。気鋭の哲学研究者たちの送る、いま一番新しい哲学と文化を知るための雑誌です。"