生成文法は言語学の革命だったのか-チョムスキーの言語学と彼のラディカルな政治批判の関連を論じ、思想としての言語理論の問題を根底から問う。チョムスキー理論とはなにか、その思想的背景はなにかに、はじめて明快に答えた待望の名著、論争的自著解題を付して再び世に問う。