名画の理由は、
目には見えない。
「美術を理解するためには感性が必要」
はっきり言って、これは誤解です。
西洋美術を本当に理解するためには、
「情報」や「知識」が不可欠です。
深く読み解ければ、1つの作品から
感じられることが増え、より美術が楽しめます。
「でも、どうやって美術を読み解けばいいの?」
そう思った方も安心してください。
本書では、今すぐ実践できる
フレームワークを使った鑑賞法を解説します。
見るべきポイントがわかり、どんな作品でも
自分で読み解けるようになります。
美術を深く理解することで、感性も磨かれます。
感性を高める「美術の見方」を手に入れませんか?
【こんな人におすすめ】
・「美術を深く見られない」と感じている人
・美術をもっと楽しみたい人
・感性を高めたいビジネスパーソン
【目次】
第1章 鑑賞レベルを上げて、美術をさらに楽しむ!
第2章 基本の「3P」を整理して作品をざっくり理解する
第3章 「作品鑑賞チェックシート」でありのままに作品を捉える
第4章 アーティストが生きた軌跡をたどる「ストーリー分析」
第5章 「3K」で美術業界の構造を把握する
第6章 「A-PEST」でアートヒストリーを時代背景から理解する
第7章 実践! 立体的美術鑑賞法
第8章 フレームワークと一緒に美術館を巡ろう
第9章 美術が必要とされる理由とは?
【著者紹介】
堀越 啓(ほりこし・けい)
株式会社SDアート 代表取締役
彫刻家と交流がある家で育ち、
彫刻家・佐藤忠良氏より命名される。
上智大学卒業後、大手一部上場メーカーにて、
企画畑を歩み、主に海外案件を担当。
2012年、SDアート入社。2015年、代表取締役就任。
「フリオ・ゴンサレス展」「新宮 晋の宇宙船展」など
全国美術館での展覧会の企画や、富山県美術館の三沢厚彦
作品設置プロジェクト、「真鶴町・石の彫刻祭」の企画・
運営など、自治体や企業へのコンサルティング事業を展