「バウハウス・新ダンス」へ
「我々の時代の徴候は、抽象化と機械化である。時代が投影され、時代に制約された芸術である舞台は、これらの徴候を看過してはならない。」
内容紹介
立方体、球体、円錐の幾何学的な衣装とメカニックで抽象的なダンス―。テクノロジー時代の新たなる舞台芸術論の到来を予見し、人間と空間の関係の再構想を試みた舞台工房のマイスターであるシュレンマーの代表的論文を収録。その他モホリ=ナギの運動、音、光の諸現象の総合からなる機械的道化の総譜草案、モルナールのU-劇場案を収める。バウハウスの祝祭を彩ったバウハウス舞台の必須資料。