小4の木下守は、はずかしいと顔が真っ赤になる赤面症であることが悩み。クラスの人気者の大我にからかわれると、いつも正義感の強い周一が止めに現れて、余計に注目をあびてしまい……。周りに流されず、自分で考えて行動することで、世界は変わっていくーーそっと背中を押してもらえる物語です。佐藤まどか氏、第60回日本児童文学者協会賞受賞後の第1作!