• Author武田砂鉄
  • Publisher朝日新聞出版
  • ISBN9784023318762
  • Publish Date2020年7月

わかりやすさの罪

“わかりやすさ”の妄信、あるいは猛進が、私たちの社会にどのような影響を及ぼしているのだろうか。「すぐにわかる!」に頼り続けるメディア、ノウハウを一瞬で伝えたがるビジネス書、「4回泣ける映画」で4回泣く人たち……。「どっち?」との問いに「どっちでもねーよ!」と答えたくなる機会があまりにも多い日々。私たちはいつだって、どっちでもないはず。納得と共感に溺れる社会で、与えられた選択肢を疑うための一冊。はじめに1 「どっちですか?」の危うさ2 「言葉にできない」3 要約という行為4 「2+3=○」「○+○=5」5 勝手に理解しないで6 理解が混雑する7 「一気にわかる!」必要性8 人心を1分で話すな9 なぜそこで笑ったのか10 なぜ笑うのか、なぜ笑えないのか11 全てを人に届ける12 説明不足13 「コード」にすがる14 ノイズを増やす15 4回泣けます16 コーヒーを吹くかもしれない17 深いって何だろう18 見せかけの優位19 偶然は自分のもの20 わざと雑にする21 そんなこと言ってないのに22 自分に迷わない人たち23 みんなで考えすぎ24 人はいつもぐちゃぐちゃおわりに コロナ禍の「わかりやすさ」の中で

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • アイデアのスイッチ! / 誰でも「ひらめき」が生まれる4ステップ思考法
  • 問うとはどういうことか / 人間的に生きるための思考のレッスン
  • バーボン・ストリート
  • 社会的処方 / 孤立という病を地域のつながりで治す方法
  • グスコーブドリの伝記 / 猫の事務所・どんぐりと山猫
  • パリのすてきなおじさん
  • まわりの人と「うまく付き合えない」と感じたら読む本
  • ラップのことば
  • eファシリテーションで最強チームをつくる!
  • 80歳の壁