本書では、日本料理での包丁の使い方を中心に、「野菜」と「魚介」に食材をしぼり、その切り方のプロセスを写真で紹介し、それぞれの切り方に、ポイントをまじえた説明とその理由などをつけて、できるだけわかりやすく解説しました。また、「野菜」「魚介」の切り方のあとには、旬の素材の持ち味を生かす料理も紹介しています。これらの料理は、本書で解説した切り方の技が生かされています。それぞれの料理で用いられる切り方については、料理の作り方の手順の中でページ数を示してあります。