図書館の自由とはなにか。歴史上の焚書・禁書事件、戦後のマッカーシズム下の図書館、さらに今日の知る権利とプライバシー擁護などの問題を権力との関連で把握し、図書館の社会的役割や図書館員の責任を考察するとともに、国民の基本的人権に根ざした図書館のあり方を追求する。