▼第1話/13年越しの対決▼第2話/ギブソン倒れる▼第3話/もういいんだよ▼第4話/それぞれの朝▼第5話/戦友たち▼第6話/眉村の原点▼第7話/先制のチャンス▼第8話/眉村の異変▼第9話/海堂の限界▼第10話/誇りを胸に
●主な登場人物/茂野吾郎(アメリカ3A・バッツ所属の抑え投手。160キロのストレートを武器に、野球W杯日本代表でも活躍中)、佐藤寿也(吾郎の幼なじみで、初めての野球友達。巨仁で新人王を獲得し、日本代表に追加招集された) ●あらすじ/野球W杯準決勝、アメリカは対ベネズエラ戦で終盤に圧倒的実力を見せて撃破。これで明後日の決勝戦は、日本対アメリカの組み合わせとなった! その翌日、吾郎は応援に来ていた母親・桃子と弟・真吾のもとを訪ねるが、そのとき父親の茂野コーチから「ギブソンが救急車で病院に運ばれた」と電話で知らされて…(第1話)。 ●本巻の特徴/ついにW杯決勝は日本対アメリカに決定した! だが、準決勝で無理を押したギブソンの体に異変が? そしてギブソンが語る13年越しの事実とは…!? ●その他の登場人物/ジョー・ギブソン(メジャーの大エース。かつて吾郎の実父・本田茂治を死球で殺してしまった過去を持つ)、ギブソンJr.(ギブソンの息子。3A時代の吾郎のライバル。メジャー昇格を果たし、W杯アメリカ代表にも選出)、清水薫(ソフトボール部に所属する女子大生。吾郎の幼なじみで恋人)、佐藤美穂(寿也の妹。7年前、両親が寿也を捨てて夜逃げして以来、生き別れになっていた)、眉村健(海堂高校時代の吾郎の最大のライバル投手。ルーキーとして唯一、最初からW杯日本代表に選ばれた)