第164回芥川賞候補作。中学入学を前にしたサッカー少女と、小説家の叔父。2020年、コロナ禍で予定がなくなった春休み、ふたりは利根川沿いに、徒歩で千葉の我孫子から鹿島アントラーズの本拠地を目指す旅に出る。ロード・ノベルの傑作!「この旅のおかげでそれがわかったの。本当に大切なことを見つけて、それに自分を合わせて生きるのって、すっごく楽しい」(本書より)
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