心理職は現場にどのように入り、多職種と関わるのか。基礎編では礼儀やマナー等を、発展編では事例に基づいた実践の技術を伝える。
目次より
序章 協働のこれまでとこれから
1.多職種とともに協力して働くことの難しさ
2.教育・産業分野における協働の状況
第1部 多職種協働の技術(基礎編)
第1章 協働のメリット
1.事例の概要
2.支援例1:学生相談室内での支援
3.支援例2:多職種との協働による支援
4.支援例2 における多職種協働のメリット
5.多職種協働による支援会議
第2章 協働のコツ
1.基本的な姿勢
2.相手を知る
3.私を伝える
4.相手と私で共有する
5.おわりに
第2部 多職種協働の事例(発展編)
第3章 教育分野の事例
1.はじめに
2.第1 期(1 か月~ 3 か月)におけるコツの活用
3.第2 期(4 か月~ 6 か月)におけるコツの活用
4.第3 期(7 か月~ 1 年)におけるコツの活用
5.「面接室にとどまらない」こと,「自ら動く」こと
第4章 産業・労働分野の事例
1.はじめに
2.産業・労働分野における協働のコツ
3.事例
4.多職種協働に応用できる考え方・技法について
第3部 多職種協働の理論
第5章 見通しをもって協働を発展させる技術
1.「協働を発展させる見通し」をもつことが大切な理由
2.協働の発展段階
3.発展段階モデルの活用法
4.おわりに