• Author松久 宗琳

仏像彫刻の技法

●松久/朋琳 明治34年、京都に生れる。21才のとき、養父の死を契機に仏師として独立。以来、全国の古寺名刹の仏像を彫り、その数は四千に達する。昭和37年、京都・九条山に子息・宗琳らと「仏像彫刻研究所」を創設し、広く後進の指導にあたり、53年には京都市文化功労者となる。主な作品:四天王寺・仁王像、延暦寺・三尊、金閣寺・岩屋観音像、法華寺・十一面観音像、大覚寺・五大明王像など。昭和62年没

松久/宗琳 大正15年、朋琳の長男として京都に生れる。初め仏画を志すが、病いを得て父の許で仏師の道を歩む。昭和39年より「宗教美術展」を主催し、また48年には「宗教芸術院」を設立し、幅広い宗教芸術活動を展開した。主な作品には、四天王寺・阿弥陀如来像、延暦寺・弥勒菩薩像・十一面観音像、鞍馬寺・千手観音像、成田山大塔・不動明王など多数。平成4年3月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

日貿出版社 2005年発行

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