会えないわが子への想いを声にのせて病棟で児童養護施設で、赤ちゃんからお年寄りまで、場をともにするコミュニケーションを根底に「読みあい」を実践してきた著者が、受刑中の母と子を深くやわらかくつなぐ。今、誰も排除しない社会への小さなとびらをひらく。