子どもの頃に読んだ物語の主人公は、どんな家に住んでいたのでしょう?
たんすの奥に広がる異世界、北欧の明るくかわいらしい子ども部屋、
ひっそりと小人たちが借り暮らしをしている床下。
名作児童文学の中の住まいとくらしを、絵本作家が自由に想像を広げて描き出した一冊。
「大きな森の小さな家」「ハリー・ポッターと賢者の石」「秘密の花園」「ロッタちゃんのひっこし」
「飛ぶ教室」「やかまし村の子どもたち」「若草物語」「オリエント急行の殺人」……。
ファンタジーから寓話や童話、探偵小説まで、27の名作に描かれた家や住まいを美しいイラストと文章で紹介します。
■著者
深井せつ子
神奈川県生まれ、画家。北欧をテーマとする個展を数多く開催。
著書に『北欧グラフィティ』『インドグラフィティ』(みずうみ書房)、『デンマーク四季暦』(東京書籍)、
『森の贈り物〓北欧ヒーリング紀行』(大和出版)、絵本に『断面図鑑東京タワー・東京ドーム』(ポプラ社)、
『イエータ運河を行く』『風車が回った!』『一枚の布をぐるぐるぐる』『森はみんなの保育園』
『スウェーデンの変身する家具』(全て福音館書店「たくさんのふしぎ」)など。