足指の強化こそ健康の土台―16万回以上の施術で解明!
「近頃、下半身が弱くなった」
「いつも疲れがある」
「慢性の腰痛がなかなかよくならない」
「ひざ痛がひどく歩くのが苦痛」
「ずっと首、肩のこりや頭痛が続いている」
「毎晩よく眠れない」
「無気力でやる気が出ない」
こうした症状を訴える人が増えているといいます。
柔道整復師・鍼灸師である著者は、16万回以上の施術を行なうなかで、はっきりわかったことがあります。それは「体に現われるさまざまな症状は、足指の間違った使い方から始まっている」ことです。
足指をしっかり使って歩いていないと足指が弱ってきます。本書では、以下のような兆候が現われると述べています。
・転倒しやすくなる
・歩いていて、よく人に抜かれる
・下肢静脈瘤ができやすくなる
・足が太くなりお尻が垂れる
・仰向けで寝られなくなる
・お尻が突き出た立ち方をしている
・椅子からすんなりと立ち上がれなくなる
・いつも肩や首がガチガチ
・常に疲れがとれない
・気分が沈んでいる
普段はあまり意識しない足指ですが、
こんな兆候が現われていないか、足指をチェックしてみてくださいと本書はすすめています。
・足指の先が地面から浮いていないか
・外反母趾になっていないか
・扁平足になっていないか
・足の甲が高くなっていないか
・タコやウオノメができていないか
・足指の間が高くなっていないか
・内くるぶしと外くるぶしの間が広がっていないか
・足周辺に血色の悪い血管が広がっていないか
・膝の上の部分と下の部分が捻じれていないか
16万回以上の施術を行なってきた著者は本書の中で、体の不調の始まりは足指にあり、足指の強化こそ健康の土台であることを明らかにしています。
具体的な足指のケアと強化方法も示されています。その中心となるのが3分「つま先立ち体操」です。本書で足指の働きを理解すれば、すぐに取り組むことができます。一回3分ですから、すぐに始められます。
【主な内容】
1章 体の不調の始まりは足指にあり!
2章 施術で解明! 足指の強化こそ健康の土台
3章 3分「つま先立ち体操」実践編
4章 一生自分の足で歩けるために