日本ではまだまだ珍しい絵の分析方法を教える本。1枚の絵や絵本を見て、底に含まれた多くの情報を読み解く方法論。 欧米の、特に宗教画は文字が読めない人にキリストの教えを伝えるためのもので、多くの情報が絵に含まれている。それを読み解くのは当たり前。ドイツなどでは幼稚園から絵の分析カリキュラムがある。 本書は家庭向きの本と出版したが、工芸高校や看護学校の教科書として、また絵の分析を学ぶ大人のためのテキストとして採用され、高い評価を得ている。