文芸評論家・末國善己氏推薦! 「女性通訳を主人公に、幕末を外交の視点で捉えた斬新な時代小説だ」
勝海舟と出会った青い目の少女の運命が、日本の歴史を大きく動かす 時は幕末、長崎。オランダ人商館員と遊女との間に生まれた少女・花。 青い目を隠して暮らしていたが、勝海舟と出会ったことで花は激動の世界史の渦の中に投げ込まれる。 西欧列強や幕府へも毅然と立ち向かう通詞・花。 時代の常識にとらわれず、才能と意思で生き抜く女性を描いた、佐川光晴の新境地!