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  • Author荒木健太郎
  • Publisherニュートンプレス
  • ISBN9784315524024
  • Publish Date2021年7月

天気と気象大図鑑

明日の天気は晴れか,雨か。また,気温や風の強さなど,
天気の情報は日々の暮らしに欠かせません。
しかし,どうして雨が降るのか,どうして晴れるのか,
そのしくみはご存知ですか?
天気を変化させているのは,大きくいえば太陽の光です。
地球は丸く,かつ少し傾いて自転しているので,
太陽の光の当たり具合は,場所によって少しずつ違ってきます。
広大な宇宙からみるとほんのわずかな差ですが,
この違いが風の流れを生み,海流にも影響し,
世界各地の気候を生み出します。
また,地球の表面は「大気」でおおわれています。
大気の動きは,太陽からの光だけでなく,
海や山,陸などの地形からも大きく影響を受け,
さまざまな大気現象をおこします。
たとえば,大気が活発に対流し,雲が発生したり,風が吹いたりする「対流圏」は,
地表から8~16キロメートルまでの範囲です。
高さが8000メートル(8キロメートル)ほどあるヒマラヤ山脈は,
吹き込んでくる風をまるで壁のように遮ってしまいます。
そのため,ほとんどの風は山を越えられず,その周囲に雨をもたらすのです。
本書は,こうした気象のしくみを,ビジュアルでわかりやすく
紹介しています。
また,天気を知るために欠かせない「天気図」の読み方や,
天気図の種類なども解説。普段何気なく見ている天気予報が,
どのようにつくられていくのかも,知ることができます。
太陽の光と大気がおりなす,ドラマチックな気象のしくみを
どうぞお楽しみください!

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