• PublisherASK
  • ISBN9784909116253
  • Publish Date2021年6月

Be![季刊ビィ] 143号 / 依存症・AC・人間関係・・・回復とセルフケアの最新情報

季刊『Be!』は依存症・アダルトチルドレン・共依存・トラウマ・発達障害などさまざまな課題を抱えて生きる人と、援助者のための雑誌です。
◆特集 今だから知りたい
 「正義」の罠からこころを守る法則!
 見えない圧力やバッシングに心が疲れてしまう……。
 そんな声をいただき、専門家と考えました。
 「正義」で人を傷つけないために、不安で縮こまらないために。
 PART1 迷惑をかけない人はいない【星一郎】
 PART2 世界は分断されている?【山口真一】
 PART3 トラウマとテロリズム【大治朋子】
 PART4 レジスタンスの砦を支えるもの【信田さよ子】
◆特集に寄せて
 ・手記 父の飲酒運転で崩壊した「母の絶対的な正しさ」
  文・写真【風間暁】
 ・「正義」のバッシングから加害者家族を守るWorld Open Heartの活動
  取材・文【風間暁】
◆新連載【伊藤絵美×高知東生】
 スキーマ療法で自分をたどるチャレンジ!
 「スキーマ療法」の第一人者、伊藤絵美先生のリクエストで、高知東生さんが3時間×3回の濃厚なセッションに挑戦。
 今回は、過去にさかのぼって傷ついたチャイルドの感情にアクセスする。記憶の中の場面をたどりながら、出てきたのは……。
 ・傷ついた子どもの怒り ・母が亡くなった日のこと
 ・スキーマと過剰補償  ・子どもの自分でスキーマを見直す
◆インタビュー まんきつ さん
 スリップが回復への道を拓いた
 アルコール依存症を描いたマンガ『アル中ワンダーランド』の作者、まんきつさん。
 依存が進行するきっかけは、自身のブログに書きこまれた悪意のコメントからアルコールが手放せなくなったことだった。
 自助グループに参加するが「自分なんかまだまだ甘い」と感じ、通うには至らず。
 スリップ後、医師から自助グループを勧められて断わると、こんな言葉が返ってきた。
 「あなたが見た重症だと思う人たちは、あなたの十年後の姿ですよ」
 ……依存症のこと、虐待のこと、生きづらさの正体について、語っていただいた。
◆コロナ禍でも!
 どっこい元気です 仲間たちの《居場所》
 依存症回復施設など仲間たちが集まる居場所。
 コロナ禍の1年には、果たしてどんな苦労があったのだろう?……突撃電話で聴き取り取材を行なってみた。
 すると、大変さを逆手に取った工夫や、今だからできたことなど、予想外に元気な声が相次いだ。みなさんの声をお届けする。
 【栃木ダルク/女性サポートセンターIndah/仲間の家/アロー萌木/川崎ダルク/NABA】

>> 続きを表示