千条先生は機能を研究に全振りしたロボット…!? 出勤初日の業務は、まさかの意思疎通から……!?
学生時代の知人のツテで、S総合大学脳科学研究所(略して“脳研")で秘書として働くことになった山影陽乃、27歳。脳研での業務は、漠然と抱いていた秘書という仕事のイメージを崩壊させる!
担当の准教授・千条誠は端整な顔立ちと明晰な頭脳を持つエリート。だけど汚部屋の住人だった!
出勤初日、8年前のバスツアー旅程表をゴミで捨てると、突如奇声を発し?
意思の疎通と服のセンスが独特な千条、歴代秘書の勤務態度ゆえ秘書を警戒するポスドク・辻ナオ、チャラい院生・高柳圭――クセが強めの千条ラボの面々にかこまれて、新米秘書・陽乃の奮闘の日々が始まる!