メソ気象学は水平スケール千キロメートル以下の現象を対象とし,局地的短期予報や,竜巻,ダウンバースト,集中豪雨などの防災を支える科学として,近年とくに活発に研究されている.本書はその理論の理解にねらいを定めつつ,著者独自の筆緻でつづる基本書.