近くの書店で在庫を調べる
  • Author河合敦
  • Publisher扶桑社
  • ISBN9784594089047
  • Publish Date2021年7月

殿様は「明治」をどう生きたのか 2

江戸時代に各地を治めていた藩主は、明治四年の廃藩置県によって国元から切り離されて強制的に東京住まいとなった。戊辰戦争で勝った大名も負けた大名も一緒くたに、領地は没収され、家臣は解散させられた。
最後の将軍、徳川慶喜は狩猟や写真に生きることで自分の政治力を封印した。
慶喜の兄、鳥取藩の池田慶徳は、誠実さと勤勉さで藩をまとめ、維新後も領民を気にかけ、国家に尽くし、飄然と世を去った。
そのほか地方行政に腕をふるった上総の一宮藩一万石の加納久宜、商社を経営しクリスチャンとなった三田藩九鬼隆義、箱館戦争まで参戦後二十年隠棲した最後の老中安藤信正など、十二名の元殿様の知られざる波乱に富んだ生き様を、人気歴史研究家の河合敦先生が紹介する。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 去年の冬、きみと別れ
  • 花まんま
  • ほたるいしマジカルランド
  • クスノキの女神
  • 体育館の殺人
  • 三の隣は五号室
  • さがしもの
  • こうふくみどりの
  • 二年半待て
  • 傑作はまだ