全国津々浦々、その数514氏! あなたの町にも国衆がいた!
’’地元の殿様’’といえば、江戸時代の大名を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、彼らの多くは江戸で生まれ育ち、参勤交代で国元は留守がち、おまけに領地替えもありました。一方、代々土地に根付き、戦国大名から自立した支配を行っていた戦国時代の国衆たちは、真の意味での’’地元の殿様’’と言える存在です。近世大名になった真田氏や井伊氏、天下に名乗りを上げた織田信長や徳川家康も元は国衆でした。ですから、戦国時代についてよりよく知るためには、国衆の研究は欠かせません。本書では、最新の研究に基づき、東北から九州まで514氏を掲載しました。さあ、国衆たちから、戦国時代を見なおしてみましょう!