近くの書店で在庫を調べる
  • 著者坂口恭平
  • 出版社文藝春秋
  • ISBN9784163914282
  • 発行2021年9月

土になる

今、僕は自分自身と完全に一つになったような気がする。それ以上の平安がどこにあるだろうか。それが鳥であり、猫であり、虫じゃないか。地に足をつけるとは、このことを言うのではないか。土に聞くまでもない。僕が土になったのだから――。
有明海を望み、雲仙岳を見晴らし、故郷の河内につながる熊本の地で、師匠ヒダカさんの背中を見ながら畑を始めた。日々畑に足を運び、成長する野菜たちと向き合うこと。それは生まれてこのかた、土から遠く離されていたことに気づき、生命を取り戻していく過程そのものだった。
作ること、変化することをめぐる冒険。
『0円ハウス』『独立国家のつくり方』に連なる著者の到達点。
ヘンリー・ソロー『森の生活』、現代版誕生!!
土になった坂口恭平の目玉を借りて、
僕らは日頃見えないものを目の当たりにするのだ
――土井善晴
装画・口絵(16ページ) 坂口恭平

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • 知りたいこと図鑑
  • ユマニチュード入門
  • 私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE
  • アイスブレイク / 出会いの仕掛け人になる
  • ファシリテーターの道具箱 / 図でわかる!すぐに役立つ!
  • ソーシャル・ファシリテーション / 「ともに社会をつくる関係」を育む技法
  • 介助の仕事 / 街で暮らす/を支える
  • ぼくは勉強ができない 改版
  • 日日是好日 / 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ
  • DRAGON BALL 1