• Author松村圭一郎
  • Publisherミシマ社
  • ISBN9784909394576
  • Publish Date2021年9月

くらしのアナキズム

国家は何のためにあるのか?
ほんとうに必要なのか?
「国家なき社会」は絶望ではない。
希望と可能性を孕んでいる。
よりよく生きるきっかけとなる、
〈問い〉と〈技法〉を
人類学の視点からさぐる。
本書でとりあげる「人類学者によるアナキズム論」とは…
・国家がなくても無秩序にならない方法をとる
・常識だと思い込んでいることを、本当にそうなのか? と問い直す
・身の回りの問題を自分たちで解決するには何が必要かを考える
アナキズム=無政府主義という捉え方を覆す、画期的論考!
***
この本で考える「アナキズム」は達成すべき目標(・・)ではない。むしろ、この無力で無能な国家のもとで、どのように自分たちの手で生活を立てなおし、下から「公共」をつくりなおしていくか。「くらし」と「アナキズム」を結びつけることは、その知恵を手にするための出発点(・・・)だ。(「はじめに」より)
***
ミシマ社創業15周年記念企画

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 人間失格 改版
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
  • 仕事文脈 vol.15(2019 AUTUMUN)
  • 旅人の木
  • 麦本三歩の好きなもの 第一集
  • 限りなく透明に近いブルー
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟
  • ハチ公の最後の恋人
  • 「人それぞれ」がさみしい / 「やさしく・冷たい」人間関係を考える
  • ほんのちょっと当事者

Presented by