何を、どんなふうに考えながら生きてきたか。物語を発見する日常を辿る。創る者も読む者も、人は人生のそのときどき、大小様々な物語に付き添われ、支えられしながら一生をまっとうする――どんな本をどんなふうに読んできたか。繰り返し出会い続け、何度もめぐりあう本は、自分を観察する記録でもある。思索と現実、日常にいつも共にある、本と物語をめぐるエッセイ集。
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