楽しすぎてやめられない 外国語は楽しい。水曜日の夕方、著者の研究室に学生がだんだんと集まりはじめる。そこでは誰もが外国語の学習をしている。発音練習をするユーラ、辞書を引くサーシャ、新たな文字を嬉しそうに書くスラーヴァ、練習問題を黙々と解く者などなど。この研究室には言語を学ぶ魅力があふれている。この本は、さまざまな言語と取り組んだ著者みずからの学習体験も交えながら、外国語学習の醍醐味を伝える、にぎやかで愉快な一冊。やっぱり外国語は楽しい。巻末に「ラテン語通信」を増補。