近くの書店で在庫を調べる
  • Author若井克子
  • Publisher講談社
  • ISBN9784065266687
  • Publish Date2022年1月

東大教授、若年性アルツハイマーになる

元脳外科医で、最高学府の教授でもあった夫・若井晋。
その彼が若年性認知症になるとき、本人は、そして家族は、どうしたのか。
長い苦悩をへて病を受け入れ、新たな道へと踏み出した
夫婦の軌跡を、妻・若井克子が克明に描き出す。
●当事者・若井晋が語る「認知症の人から見た世界」とは?
「最初は『何でだ』と思っていました」
「けれども私は私であることがやっとわかった」
「私が見ている感じと、みなさんが見ている感じが違うんです」
「僕の住んでいる世界は、たいへんなんだよ」
「『大変だったなあ』と一言、言ってくれればよかった」
【著者・若井克子の言葉・・・本文より】
晋は若年性アルツハイマー病になって、知識を、地位を、職を失った。
それは、世間からは「地獄」に見えるのかもしれない。
だが私には、むしろ、すべて失ったことで「あるがまま」を得て、
信仰の、人生の本質に触れたように感じられるのだ。
病は人生の一過程に過ぎない。認知症になっても、私は私であることに変わりはない――。
認知症患者800万人時代を生きるための必読書がここに!

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • ハルメク2024年12月号
  • ハルメク2024年11月号
  • 白洲次郎占領を背負った男
  • 定命父の喪・母の喪 / 息子が遺してくれた「生き直す力」
  • 巨樹・巨木図鑑 / 一度は訪れたい、全国の大樹たち
  • 嘘みたいな本当の話 / 「日本版」ナショナル・ストーリー・プロジェクト
  • 世界遺産驚異の50選 / Our world heritage
  • ノジュール2024年9月号
  • ノジュール2024年8月号
  • サンショウウオの四十九日