キッチンで料理をしながらふと、夜空のことを想う。料理というおしごとをしているうちに、『種』という存在に『小さな生命の源』を感じてた作者。捨てることができずコレクションしている頃、想像の中で出会った少年に託した『種』のものがたり。銅版画をベースに制作された絵が美しい叙情的な絵本。