近くの書店で在庫を調べる
  • Author幸田文
  • Publisher新潮社
  • ISBN9784101116129
  • Publish Date2022年3月

木 新版

樹木を愛でるは心の養い、何よりの財産。父露伴のそんな思いから著者は樹木を感じる大人へと成長した。その木の来し方、行く末に思いを馳せる著者の透徹した眼は、木々の存在の向こうに、人間の業や生死の淵源まで見通す。倒木に着床発芽するえぞ松の倒木更新、娘に買ってやらなかった鉢植えの藤、様相を一変させる縄紋杉の風格……。北は北海道、南は屋久島まで、生命の手触りを写す名随筆。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • ぼくらの「アメリカ論」
  • 人類のことばと古代神話
  • 羊は安らかに草を食み
  • (仮)誰かがジョーカーをひく
  • 本日は、お日柄もよく
  • 存在のすべてを
  • ふくわらい
  • ワーカーズ・ダイジェスト
  • 存在のすべてを
  • 万寿子さんの庭