「普通の人でいいのに!」で大論争を巻き起こした新人・冬野梅子の初連載作。菊池あみ子、30歳。契約社員。東北出身のひとりっ子。結婚も出産もしていないし、仕事が生きがいでもないが、ただ生活のためにまじめに働き、コロナ禍での感染拡大防止のためまじめに自粛している。コロナ前/コロナ後も大して変わらない、ままならない日常を少しでも打開するため、自分のやりたいことを見つけ「アナーキー」に生きようと動き出す。