米中新冷戦とはどういうことか? なぜ中国は経済大国になったのか? アメリカ軍がアフガニスタンから撤退したのはなぜか? 北朝鮮がミサイル発射を繰り返すのはなぜか? 日々のニュースの疑問は現代史を遡ることで解決できます。なぜなら、現代史に残るできごとは、毎日報道されるニュースから始まっているから。いまのニュースの発端は現代史のできごとの延長線上にあります。「東西冷戦」や「バブル崩壊」「リーマンショック」など、いまさら恥ずかしく聞けない現代史のきほんを、池上さんがやさしく解説します。現代史を理解するだけで、日々のニュースは各段に面白くなります。ひとつひとつのニュースは点でしかありませんが、視点を世界に広げることで、それは線になり、さらに歴史から見ることで、面に拡大していきます。地理から歴史からニュースを見ることで、点だったニュースが面の一部として理解できるようになる。そんな「現代史を学ぶ意義や楽しさ」が満載の1冊!