よく生き、よく死ぬために!
2500年前、自由を求めて未知の世界を切り開いたブッダ。
その生涯最後の400kmをたどる驚きの旅。
その足跡をたどりながら考える。「ブッダはどう死んだのか」
夜明け前に霊鷲山にのぼると、そのあたり一帯に、聖なる気配のようなものが満ち満ちているように感じた。2500年前、ブッダはこの霊鷲山でしばしば法を説いたといわれている。その場所に自分が立ったと思うと、やはり自然に胸が熱くなるところがある。――<本文より>
<80歳のブッダが歩いた、人生最後の400km>
霊鷲山――ナーランダー――パトナー――ガンジス河――
ヴェーサーリー――ケッサリア――パーヴァー――クシナガラ