「杉本一文『装』画集」が、新装版として復活。
横溝正史といえば、杉本一文。
横溝作品を始め、約160点を収録したファン垂涎の画集が、
《横溝正史 生誕120年記念 新装版》として再登場!
カバー・オビを刷新し、横溝作品の装画等、新作4点を差し替え掲載。
だれもが魅了された装画の数々を
原画のほぼ原寸サイズで堪能できるA4判の画集です!
杉本一文のイラストには、見る者の心をざわつかせる不穏な雰囲気が存在する。
――木魚庵(金田一耕助勉強家)
杉本が数多く手掛け人々を魅了してきた、横溝表紙画を始めとする装画の世界。
これを敢えて言葉で表すとすれば、
「イメージのオブジェ化」と、「スペタクル(見世物)化」、
そして具象を二重、三重と掛け合わせる事で生まれる、「異常な緊張感」である。
――元木友平(解説より)