ぼくたちの スーパースター、マダーニくんは いつも はだし。
ときどき おもうんだ。「もし、マダーニくんが ちゃんと した サッカーシューズを はいたら、どんな すごい プレーを するかな」って。
だいじな しあいの まえの ひ 「かいものに いってくる」 と、いう マダーニくん。
「あしたこそ、マダーニくんが あたらしい シューズで てきを けちらしてくれる」と おもったのに、しあいに あらわれると、なんと いつもどおり はだし〓
――マダーニ少年の想いと、なかまたちのあたたかなまなざしが胸を打つ絵本です。