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  • 著者ジュリア・ガレフ 児島修
  • 出版社東洋経済新報社
  • ISBN9784492558140
  • 発行2022年7月

マッピング思考 / 人には見えていないことが見えてくる「メタ論理トレーニング」

全米ベストセラー!
頭がいい人は、
地図を描くように情報を見きわめ、
スマートな「最適解」を導いている!
* * *
「判断力が優れている人」とは、どういう人のことを指すのだろう?
ぱっと思い浮かぶのは「知的である」「頭の回転がいい」
「勇気がある」「忍耐力がある」などではないだろうか。
なかでも特に重要なのが、本書のテーマ「マッピング思考」、
「物事をまるで地図を描くように“俯瞰的に”とらえようとすること」だ。
たとえば…、
●自分の間違いに気づき、死角を探し、仮定を検証し、軌道修正ができる。
●「あの議論では私が間違っていなかっただろうか?」
「このリスクを取ることに価値はあるのか?」といったことについて目をつぶらず、率直に自問できる。
●思い込みではなく、事実とデータにもとづき、曇りのない目で物事を判断する力がある。
あなたはこういったことが、自然とできているだろうか?
物理学者の故リチャード・ファインマンいわく――
「自分に嘘をつかないことは、なによりも重要だ。だが、自分ほどだましやすい人間はいない」。
そう、私たちの判断力を妨げているものは「知識」ではなく「態度」なのだ。
近年、認知科学の研究から明らかになっていることは、
人間は自分の欠点やミスを認めるのがおそろしく下手だという事実である。
人はすぐに希望的観測に逃げ込み、
偏見や信条を肯定するような証拠だけを見つけようとする。
しかし、自分の思い込みから脱出し、真実に向き合って行動するときに何が起こるか、
その成功から何を学べるか――これが、本書のテーマである。

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