中国革命戦の裏で葬り去られた
惨劇「チャーズ」の真実を人類史に刻む――。
作家・佐藤愛子氏、推薦!
「これは、もうひとつのウクライナだ」
いま、世界中が注目するウクライナ侵攻。
ロシアによるジェノサイドともいうべき
残虐な場面の報道を見るたび、
中国研究家の遠藤誉氏は
幾重にも重なる餓死体の上で野宿した
幼少期の恐怖体験を思い起こす――。
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1947年、中国共産党は
国民党軍と激しい内戦を繰り広げていた。
「長春を死城たらしめよ」
この毛沢東の指令により、
国民党が占拠する長春市は食糧封鎖され、
市民数万人が餓死する事態へ追い込まれたのである。
かつて長春で「もうひとつのジェノサイド」=「チャーズ」
があったことを知る人は少ない。
チャーズ生存者も、もうそう多くはいない。
その数少ない生き証人の一人が著者・遠藤誉氏である。
「私には『もうひとつのジェノサイド』を
人類の歴史に刻み込む使命がある。
亡くなられた方たちはゴミくずのように捨てられ、
『チャーズ』の事実そのものが葬られていったからだ」
中国共産党が封印し続ける惨劇「チャーズ」。
「これは、もうひとつのウクライナだ」と、
あの大作家・佐藤愛子氏も激賞する
魂の実録・ノンフィクション。