天皇、キリスト教、メタバース、街づくり、経済政策、社会福祉
――現代社会の根本問題に対する、タブーなき議論が満載!
コロナ禍で、「仲間が消えた社会、人間の叡智が湧き出ない社会。システム化・画一化で危機に脆弱な社会」という“日本の弱み”をさんざん見せつけられた状況だ。そこで本書では、①経済第一主義の社会で失ってきたものが何だったのかを、社会学的見地から明示し、②日本人が本来、大切にしてきた生き方、社会の在り方とは何か説く。その上で、③本来的な生き方や社会を取り戻すため、ポストコロナで日本人の意識をどう目覚めさせるか。〓平成そして令和の経済・社会政策で失った何を復活すればよいのかと提案する。「前向き」な道筋を交えながら、日本社会の新たな在り方、幸福論を提示する。