「若者と仕事」で注目を集める著者が、「「能力」の多元化」という社会状況の一端を描き出す。ハイパー・メリトクラシーがはらむ問題性を指摘し、社会全体としてどう対処してゆくかについて実際的な提言を行う。〈受賞情報〉大佛次郎論壇賞奨励賞(第6回)