• 著者小坂剛
  • 出版社旅行読売出版社
  • ISBN9784897523422
  • 発行2022年10月

一杯の口福

健康志向の高まりや新型コロナウイルスの影響もあって酒離れが進む一方、日本ウイスキーの世界的な評価は高まり、国際的に活躍するバーテンダー、著名なバーが生まれつつある。ウイスキーの蒸留所、クラフトビールやワインの醸造所が各地に誕生し、大量生産の「文明の酒」から地域に根ざした「文化の酒」への揺り戻しが起きつつある。日本酒では出荷量全体では右肩下がりだが、純米や吟醸などの特定名称酒は堅調で、量から質への転換が進んでいる。
本著では、「ジャンルを超えたニッポンの酒 36人のストーリー」とサブテーマに掲げ、人と酒の物語を探し、大きく変わりつつある日本の酒文化を見つめる。バーテンダー、杜氏、漫画家、食文化研究家など、ニッポンの酒を共通項として、作り手や売り手など様々な立場の人たちを追い、酒にまつわるストーリーを展開している。酒の知識がなくても、読み物としても楽しめる一冊。

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • 裁判官の爆笑お言葉集
  • 「菜根譚」の裏を読む
  • マンガ生涯投資家
  • 元彼の遺言状
  • 覚悟の磨き方 / 超訳吉田松陰
  • 目で見る数学 / 美しい数・形の世界
  • 最新版歌舞伎の解剖図鑑
  • 本物の読書家
  • 思考の整理学
  • 象は鼻が長い / 日本文法入門