目次 はじめに / p1 I 論理的な思考とは何か / p9 1 論理のする仕事は何か / p9 情報の処理 推理の働き 2 日常言語の意味するもの / p19 心と肉体と論理 前論理的思惟は存在するか 3 記号の働きとはどのようなものか / p32 論理という語の意味 記号と人生 記号と知識 言語記号の特性 記号とそれを使うもの 記号とそれが指すもの 4 記号活動の中に働いている形式 / p50 記号と記号との結びつき 語と文のちがい 形式化とは何か II 現代論理学の考え方 / p63 1 論理学は進化する / p63 論理学の前近代的形態 論理学における近代的反動の諸形態 何故に数学と論理学とは結びついたのか 数学的論理学にたいする現代の反動 2 文の論理とその構造 / p84 論理語の働き 文の計算 真理関数、トートロジー 文計算の基本的な諸法則 3 述語の論理とその構造 / p112 主語と述語 「すべて」と「存在する」 矛盾と反対 存在と述語 述語計算の諸法則 関係の論理 拡張された述語論理とパラドックス 4 論理学はいかにして公理化されるか / p165 知識と公理化 論理学の公理化 公理体系の諸性質 III 現代論理学と思想の問題 / p181 1 世界をどのように見るか / p181 2 論理は変化を捕えうるか / p193 3 存在と無の問題 / p201 4 人間、機械、論理 / p208 あとがき