高度に発達した医療技術と、厳然と存在する福祉・医療制度の貧困。その狭間で苦しみながら、生きることの喜びを見出そうとする患者家族と医療者の生の声を丁寧に掬い取り、リーダー層のあり方にも一石を投じる意欲作。