想像もしていなかった者になった自分。なぜ自然なのか。根幹は何か。希望と安らぎに満ちあふれる太陽の光と表裏一体になった暗黒の恐ろしさこそ、自然の本質ではと感じた幼い日。世界を見るために、伝えるために撮る。人の世界でしか生きられないから。第一線で活躍する写真家がたどる記憶と信条に迫るフォトエッセイ。