一生使える「日本語の技術」を学ぼう
私は横浜市で国語塾を開いています。言いたいことがまとまらない。相手の話を聞いていてもよく整理できない。文章を読むのに時間がかかる。まして、書くのにはもっと時間がかかる。こんな悩みを持つ一〇〇人の小・中・高校生を相手に日々「言語技術」を教えています。話す力・聞く力・読む力・書く力を高めるために必要なのは、センスではなく、技術です。本書は、生徒と同じ悩みを持つ「大人」に向けて書きました。授業の現場からしか生まれないノウハウは、大人にも新鮮に感じられるはずです。歴史上、現代ほど「言語」の力が求められる時代もありません。一生使える「日本語の技術」を、私と一緒に学んでいきましょう。